アフィリエイト広告をサイトに掲載する場合、一つ、考慮すべきことがあります。それは広告をブロックするアドオンをインストールしたブラウザで閲覧された場合にどうするのかということです。広告を配信するサービスのURLはある程度共有されており、それらのURLを含んだリンクや画像はすべて表示しないようにするアドオンがいくつか存在します。当然、こうしたアドオンがインストールされたブラウザでサイトにアクセスされた場合、いくら広告を掲載してようとも表示されることもクリックされることもありません。
広告ブロックを行うアドオンへの対策はいくつかあります。まず、サイトに広告ブロックのアドオンを検出し、オフにしないとコンテンツを見られないようにするスクリプトを仕込むというもの。閲覧者は諦めて別のサイトへ移動する可能性もありますが、どうしてもコンテンツを見たいと考えればオフにしてくれるでしょう。
もう一つの方法は、リダイレクトサービスを利用して、特定のリンクを経由しないとメインコンテンツを見せないようにするというもの。たとえば自分のサイトを「A」とします。このAに「サイトB」へのリンクを張ります。BにアクセスするとしばらくしてAのメインコンテンツにリダイレクトしますが、広告ブロックのアドオンをオフにしないとリダイレクトしないような仕組みになっており、オフにするとサイトBに広告が表示されるため、その報酬を受け取ることができるというわけです。
ただ、このような「強制的に広告を見せるサイト」を作ると、よほどコンテンツに魅力がないと常連の閲覧者は増えず、一見ばかりになりやすいといえます。
CSSのコーディングでは複数のプロパティを書く際に一定の順番で書くと、後で見たときに理解しやすくなります。